失敗しろ!と呼ぶ声が聞こえ、てた。

失敗について考えた。 考えたというより、思いついた。 失敗の反対は成功だというのが一般的な考えだし、私もそうだと思っていた。 私も人間なので成功したいと思って生きてきたし、 失敗を恥ずかしいことだと思っていたので、失敗はなるべく避けるように生…

人が集まることの意味

ベルギーでの外出禁止令が段階的解除が徐々に行われている。 快晴が続くので、街中を歩いていると友人たちとすれ違うことが多くなった。 示し合わせて、同じタイミングで友達が働いているお店に買い物に行ってあったりすることもする。 そうして話していると…

ありあまる「ごちそう」

私の住むベルギーでは外出禁止令が段階的に解かれ、その第一回目が5月4日。 長かったなぁ、と思いながら、でもこれからも続くのか、と、私の小さなアパートにある大きな窓から見える空を眺めるたびに思う。 このウィルスで騒ぐヨーロッパにいながら、どうし…

ある俳優からベルギー文化大臣への書簡

現在世界中に蔓延し各国に莫大な被害をもたらすウイルスCovid-19の対策として、ベルギーワロン地方文化大臣Bénédict Linard(ベネディクト・リナー)氏は、文化事業団体へ840万ユーロ(約9億8千万円)の資金援助を行うことを発表した。 これに加えて、各団体は…

気持ちがパッとしないときは…私が毎日やってる簡単なワーク紹介。

私が毎朝やっていることとしてヨガがあるのですが、 これは身体を動かして一日の感性を高めていくということに目的があります。 自分の中で一連のメニューがあるのですが、そのなかでも時間のない朝や、稽古前に絶対にひとつやるものがあります。 それは、脚…

地味な練習

コロナ日記は飽きた。 自粛生活には慣れてきた。 毎日欠かさないようにしているヨガに加え、ネットで手に入る程度の情報のピラティスと筋トレを加えた。 昨日から膣トレも加えた。 膣トレの動画は面白い。 例として画面の中でやってくれている人は、とても集…

Journal de confinement 私のコロナ自宅待機日記6

コロナ自宅待機17日目。 ヨーロッパに住んでいるし、 ヨーロッパ人と生活しているし(今は遠いけれど) でも、正直コロナコロナと騒ぎ立てるのに、疑問を感じる。 1月に中国でコロナが大流行していた時に、ネットの情報で武漢を中心に中国が緊急事態になって…

Journal de confinement 私のコロナ自宅待機日記1

ベルギーの外出禁止令が出て、一週間が経った。 学校がなくなって二週間。 もう本当に、何もしない、何もできなくなっていて 日々大量にネットから入ってくる変わりゆく世界の状況と 家にいて、変化のない自分との間で どうも気が変になりそうなので、せめて…

世界に対して、写真を撮るということ。

INSASの演出科には、演劇の枠に留まらない様々な授業がカリキュラムに取り込まれている。 そのひとつが写真セミナーである。 12月は、白黒のフィルム一眼レフ。そして、今月はカラーのデジタル一眼レフを扱い、現像までを行った。 12月は、リンゴを撮るとい…

なりたいものには一生涯かけてもなれない。

先週の金曜日に、一学期が終わった。 とてもとても長かった。 と同時に、アッという間だった気もする。 とにかく、今年は「頑張りすぎないこと」を頑張ろうと思い。 辺に頑張りすぎなかったり、やっぱり難しかったり。 色々試してみたけど、たまには上手くい…

ぬか床始めました。

ここ最近、毎日ぬか漬けを食べている。 アルバイト先から米ぬかをおすそ分けしてもらってから、 果たして三日坊主の私になぞ出来るのか? と疑心暗鬼になりつつも 始めたぬか床。 なんと、毎日続いて、美味しくぬか漬けを食べている私がいるのだ。 むしろぬ…

This is our culture ! これが私たちのカルチャー!

今週は、ベルギー舞台芸術界が嫌な騒がしさに包まれている。 ※Sofie.Dさんからご指摘いただいた後、ところどころ修正して再度記事を投稿しています。 Sofie.DさんのTwitterでの以下の投稿がみるみるうちに、日本の芸術界の人たちの間にも広まっていった。 フ…

マニピュレート(心理操作)されている意識はありますか?

ステファン・オリヴィエとのワーク2週目。 先週まるまる一週間かけて「テーマを決め」(詳しくはコチラ→先生はマニピュレーター?! - KONDO MIZUKI'S BLOG)てから、今週は更に「どうやったら自分たちの決めたテーマについてワークを進められるか」という作…

先生はマニピュレーター?!

一週間前から、入学当時からずっと気になっていたステファン・オリヴィエとのセミナーが始まった。 ステファンはTransquinquennalというベルギーで有名なCollectif(所謂、演出家-俳優というヒエラルキーを持たない形態のカンパニー。「俳優集団」)の一員…

ステレオタイプを受け入れてみた。

一ヶ月間続いたチャーリー・デゴットとのセミナーRevue(レヴュー)が、昨日終了しました。 Revueについては、先日のブログ記事に詳しく書いてあります。(「笑いをとる」という選択のあとは、笑うだけで済むのか? - KONDO MIZUKI'S BLOG) チャーリーは俳優…

「笑いをとる」という選択のあとは、笑うだけで済むのか?

この土日、日本では史上最強の台風がやってきていた。 被災した人々が一刻も早く穏やかな気持ちで暮らせるように、日本全体が(政府を筆頭に)向かってほしい。 日本が大変な週末を迎えていた一方で、私は日本からはとおいブリュッセルの久しぶりのお天気の…

スミレはスミレのように咲く。

数学者の岡潔に一時期はまっていた時期がある。 森田真生氏の「数学する身体」にも思いっきりはまっていた時期。 彼の本は、こちらに持ってきている数少ない日本の本のひとつ。本は重いから、あまり持ってこないようにしている。今はkindleなんて素晴らしい…

演劇は必要なのか?という問いを考えてみる。

ベルギーに戻ってあっという間に三週間経ってしまった。 その間に学校が始まり、アパート契約し、引っ越しをした。 授業が始まって早々、ここは最高だな、と思うことがあった。 というのは、あるひとつのことを一週間まるまる使って考える時間を与えられたか…

早稲田どらま館ワークショップのご報告。

8月27日に早稲田大学のどらま館でのワークショップを開催し、無事に終了しました。 合計7名の方が集まってくださり、急な募集だったにもかかわらず、なんて有難いこと…。 制作をしてくださった射延憲児さんは、早稲田でお芝居をしていたときからの知り合いで…

ドラマティーチャー・いしいみちこ先生ワークショップに参加してきました。

8月9日10日と、早稲田大学どらま館主宰のいしいみちこ先生ワークショップに参加してきた。 講師のいしいみちこ先生は大阪の追手門学院高校の教諭で、演劇を教えていらっしゃる方だ。 この高校には、理系や文系と同じように、演劇コースというのが存在してい…

大きな声ではっきりと声を出す。

先日の土曜日に大学の演劇映像コースの同窓会があった。 卒業以来、会ってない人たちが大半だったけれども、あまりみんな変わっていなくて嬉しかった。 そして、この同窓会を企画してくれた人が、教授陣にも声を掛けようということで各方面働きかけてくれた…

中高生と演劇ワークショップ

18日の木曜日にとある中高の演劇部で数時間だけだが、ワークショップをやらせてもらった。 1年ほど前にも中学生数名とワークショップをやったけれど、今回は30人強。 私自身も、どんなに多くても24名以上でここ数年演劇をやってこなかったので、どうなるかと…

「空っぽの中に身を置きなさい」

先週の金曜日に、一年全体を通しての講評があった。それと同時に二年次に上がれるかどうかの宣告もその際にされる。 私の番は最後の方だったので、クラスメイトたちの「こんなこと言われたの~」の笑顔の報告を聞きながら、自分の番を待っていた。 彼女たち…

トクトクとしてジャンプする。

18日火曜日の口頭試験をもって、L'INSAS一年目が終了しました。 あとは、明日21日の講評のみ。 長く、短い一年だった。 18日にあった口頭試験は、1月と4月にもあった口頭試験と同じプロジェクトの第三弾目。ソフォクレスの『アンティゴーネ』の演出プロジェ…

怪物を探せ!

気づけば一ヶ月以上も更新していなかった。 こんなことはこのブログを始めてから初めてのこと。 一ヶ月間何をしていたかというと、学年最後のセミナーでフランス人作家ジャン・ジュネの『女中たち』という作品をクラスメイトたちと共同でまるまる一本演出し…

近況報告。

二週間のイースターバカンスも終わり、火曜日から学校。 金曜日には、大事な口頭試験があった。 1月頃から少しずつ準備してきたソフォクレスのアンティゴーネを上演するという仮想のプロジェクトのために、20ページにわたるポートフォリオを作成。 そのため…

新しい「喜び」誕生。

このブログでは散々に「喜び」の話をしてきた。それは、私がまだナントの演劇学校にいたときにその「喜び」(フランス語だとplaisir。英語だとpleasure。)という言葉が授業内はもちろん、日常会話でも連発していたからだと思う。 それが、ここのところたんと…

「頑張らない」ことのススメ。

木曜日に演出家・パーフォーマーのAnne Thuot(アン・チュオ)とのセミナーが終わった。11月に1ヶ月、そして3月に1ヶ月と行われたセミナー。 (アンとの11月の授業の詳細はこちらから→退屈はつまらなくない。 - KONDO MIZUKI'S BLOG) 11月の時点では、様々…

私は、私は、私は。Never look away鑑賞。

昨日、友人とフロリアン・ヘルケン・フォン・ドナースマルク監督の映画Werk ohne autor(英題はNever Look Away)を観てきた。 「善き人のためのソナタ」を監督した人の作品で、この作品はとても好きなのだけどその監督の作品だとは知らずに鑑賞。 英語字幕…

サルじゃなくて、人間です!

全くもってフランスのお役所仕事はひどいと思っていたが、そんなのは幻想、と思わせる程ベルギーのお役所仕事はもっとひどい。 今は、散々に困らされちゅう。 この間は移民局に電話して、向こうの言っている意味が分からないので(私のせいでなく、向こうの…