4月よ、君はどこに行っていた

すごい動いた4月の頭。一気にプロジェクトがふたつ。

すごい動かなかった4月の真ん中。鬱々して、本と漫画と映画三昧だった。(雪降ってたし)

いま、すごい動いている私の中。

そして、すごい動いて欲しいこれから。

波がある。波があるのがふつうなのよ、と言い聞かせた鬱々期間。

ただ、波なんかなくなってこのままこの穏やかな世界を味わいたいという思いと、このままではいけないカクメイをオコサネバという思いとが入り混じって、

私は渦になる。

 

わ、なにこれ、という音楽がたまたまyoutubeで流れてくるだけで、世界が変わるかもと思う。

これはすごい。偶然じゃない。と思う。恋みたいなもんだ。

 

ずっと、10年くらい演劇に恋してきた。

女優という生き方に憧れたのは6歳から。

演出家という生き方に憧れたのは21歳から。

揺さぶられれば揺さぶられるほどいい、と思ってきた。

今もお芝居は好きだけど、ちょっと落ち着いたというか、さすがに頑張ってきたから落ち着いてもいいのかもな、と。眺めるように愛する、なんてどうだろう。そんな4月。恋の季節。桜の散る季節。(ベルギーでは今八重桜が散っている)

 

 

鬱々期間に改めて読んだ(読みふけった)岩舘真理子作品。

やっぱり、やっぱりいつか彼女の作品に出てくる女性を演じたいよー

どんなに儚くても、悲しくても、芯には愛が溢れている。そういう女性たち。




あと、この間、有機栽培で育てられたチューリップを買った。
ちょっと高かったけど、このヒトたちから溢れる生命力はすごくて、一週間ものあいだ虜だった。すごかった。こうやって虫とか人とかを引き寄せるのか、と感心した。私も、こうありたいと思った。

 

あれよあれよと時は進んでいく。

抱きしめられるものを抱きしめて、前に進もうぞ、と。