演出という作業が、
内観を外側から見るものだと感じた今日。
INSASに入って、一番響く言葉を先日私の稽古をみた先生に言ってもらった。
演技が面白いと思ってきたのは、
役という普段の自分から少しずれているように見える自分が外界と接したときに色々感じることがあって、それが巡り巡って結局役でない自分自身に影響を及ぼすからだった。(そういえば、クラウンってそういう行為だわ。だから自身のクラウンを知っている俳優は強い)
どうやら演出も同じ行為をしているだけなのだと分かった。
インテレクチュアルな作業も少し必要なのは、
自分自身でまだ存在していない役を作っていかなければいけないから。
俳優と同じくらい演出も面白いのかー!
INSAS入って三年目。
先生たちに半ば無理矢理入れられた演出コースなのだけど、
なんで入ったのか、すごいすごい分かる。
演出って面白いのだ。