ドラマティーチャー・いしいみちこ先生ワークショップに参加してきました。

8月9日10日と、早稲田大学どらま館主宰のいしいみちこ先生ワークショップに参加してきた。 講師のいしいみちこ先生は大阪の追手門学院高校の教諭で、演劇を教えていらっしゃる方だ。 この高校には、理系や文系と同じように、演劇コースというのが存在してい…

大きな声ではっきりと声を出す。

先日の土曜日に大学の演劇映像コースの同窓会があった。 卒業以来、会ってない人たちが大半だったけれども、あまりみんな変わっていなくて嬉しかった。 そして、この同窓会を企画してくれた人が、教授陣にも声を掛けようということで各方面働きかけてくれた…

中高生と演劇ワークショップ

18日の木曜日にとある中高の演劇部で数時間だけだが、ワークショップをやらせてもらった。 1年ほど前にも中学生数名とワークショップをやったけれど、今回は30人強。 私自身も、どんなに多くても24名以上でここ数年演劇をやってこなかったので、どうなるかと…

「空っぽの中に身を置きなさい」

先週の金曜日に、一年全体を通しての講評があった。それと同時に二年次に上がれるかどうかの宣告もその際にされる。 私の番は最後の方だったので、クラスメイトたちの「こんなこと言われたの~」の笑顔の報告を聞きながら、自分の番を待っていた。 彼女たち…

トクトクとしてジャンプする。

18日火曜日の口頭試験をもって、L'INSAS一年目が終了しました。 あとは、明日21日の講評のみ。 長く、短い一年だった。 18日にあった口頭試験は、1月と4月にもあった口頭試験と同じプロジェクトの第三弾目。ソフォクレスの『アンティゴーネ』の演出プロジェ…

怪物を探せ!

気づけば一ヶ月以上も更新していなかった。 こんなことはこのブログを始めてから初めてのこと。 一ヶ月間何をしていたかというと、学年最後のセミナーでフランス人作家ジャン・ジュネの『女中たち』という作品をクラスメイトたちと共同でまるまる一本演出し…

近況報告。

二週間のイースターバカンスも終わり、火曜日から学校。 金曜日には、大事な口頭試験があった。 1月頃から少しずつ準備してきたソフォクレスのアンティゴーネを上演するという仮想のプロジェクトのために、20ページにわたるポートフォリオを作成。 そのため…

新しい「喜び」誕生。

このブログでは散々に「喜び」の話をしてきた。それは、私がまだナントの演劇学校にいたときにその「喜び」(フランス語だとplaisir。英語だとpleasure。)という言葉が授業内はもちろん、日常会話でも連発していたからだと思う。 それが、ここのところたんと…

「頑張らない」ことのススメ。

木曜日に演出家・パーフォーマーのAnne Thuot(アン・チュオ)とのセミナーが終わった。11月に1ヶ月、そして3月に1ヶ月と行われたセミナー。 (アンとの11月の授業の詳細はこちらから→退屈はつまらなくない。 - KONDO MIZUKI'S BLOG) 11月の時点では、様々…

私は、私は、私は。Never look away鑑賞。

昨日、友人とフロリアン・ヘルケン・フォン・ドナースマルク監督の映画Werk ohne autor(英題はNever Look Away)を観てきた。 「善き人のためのソナタ」を監督した人の作品で、この作品はとても好きなのだけどその監督の作品だとは知らずに鑑賞。 英語字幕…

サルじゃなくて、人間です!

全くもってフランスのお役所仕事はひどいと思っていたが、そんなのは幻想、と思わせる程ベルギーのお役所仕事はもっとひどい。 今は、散々に困らされちゅう。 この間は移民局に電話して、向こうの言っている意味が分からないので(私のせいでなく、向こうの…

「手放す」ことで、世界が変わる!

12月から稽古していたシェイクスピアのモノローグセミナーが木曜日に終わった。 (L'INSASでは、それぞれの授業のことをセミナーという。ラテン語で「苗床」を意味するseminariumが語源だという。何かを温め学んで次に進もう、っていう意気込みが感じられて…

シェ―キングして前を向く!

ここ最近の授業ではシェイクスピアの作品からモノローグを選んでひたすら稽古をしている。 私は「リチャード三世」の中の第五幕第三場のリチャード三世の台詞を選択。 それを基本的には壁を使ったり、マットレスの山に身体を投げ出したりしながら練習してい…

超短編作品が完成!

夏に友人の森本渚ちゃんと一緒に企画した超短編作品が出来ました。 カメラ前のお芝居はまだ慣れないけれど、これから経験を積んで少しずつ理解していければいいな、と思っています。 まずは、日本語の作品から!(フランス語のもあるんだけど、それはまた後…

朝から晩まで映画史漬けの新年。

私の通うINSASには、所属する演劇科の他にも映画科が存在する。校舎がちがうので、なかなか彼らとは交流がないが、新学期は初の2コース合同授業で映画史の授業から始まった。 映画史といっても、「昔からやってもキリがないので、現代からやります」。 と、…

わが自我に疑いなし。

エゴについて考えることが多い。 演劇なんかやっていると、それこそエゴがなかなかに強い人が多い。 でもそれは決して悪いことではなく、エゴという言葉につくイメージこそ悪いが、そもそもエゴとは日本で言えば自我であり、もっと親近感のある言葉で言えば…

退屈はつまらなくない。

書くことも書きたいこともたくさんたくさんあったのですが、あまりにもやらなければいけない課題が多すぎて、こんなにも久しぶりの更新になってしまいました。 今取り組んでいる課題は、 前回観たChristiane JatahyのIthaqueの舞台美術のレポート作成。 一年…

ブリュッセル国立劇場は太っ腹。

ブリュッセルのフランス語圏国立劇場にて、ブラジル人の演出家クリスティーヌ・ジャタイ(Christiane Jatahy)の「イタケー(私たちのオデュッセエイア1」(ITAQUE(Notre Odyssée1))を、木金土と続けて観劇した。 同じ芝居を三回続けて観たのは初めてのこ…

身体表現の授業①

8月の終りから3週間続いたコンクール。その後まもなく始まった学校。 ぼーっとする間もなく、二か月強走りぬけて、ようやく11月1日から4日間の休みがあった。しかし、それも気が付けば終わろうとしている。今は日曜日の午後。 学校の授業の中でも、最近特段…

演劇に魂を売る。

学校が始まって1か月が経った。 気付いたらこんなに時間が経ってしまっていた。 演劇は、始めてどのくらいになるのだろうか。 一番最初に興味を持ったのは3歳だったのは憶えている。 兄の幼稚園のお遊戯会を観にいった時に、猿蟹合戦でサルのボス役をやって…

耳を澄ますこと。

ひさしぶりの更新になってしまった。 学校に加えて引っ越しやら、アパートの大掃除やらで忙しくしていたらまるで何かを書く時間も、ましてや考える時間もなくなってしまった。 こうなってみて、本を読む時間も映画を見る時間もたっぷりあった日々の如何にあ…

INSASコンクールの話、その⓶。

ベルギー国立演劇学校 INSAS(アンサスと読めます)の合格が決まって一週間が経った。 この一週間は、とにかくビザの更新手続きやらアパート探しやらに奔走しており(ちなみにまだアパートは見つかっていない…)、一昨日友人の家にある荷物を引き上げるために…

受験報告

8月の終りから一昨日まで、約3週間続いたベルギー国立演劇学校L'INSASのコンクールがようやく終わった。 それで、 晴れて、この学校の演出科への入学が決定しました。 念願の国立演劇学校。 4月にスイスのLa Manufactureを受けて落ちて、(詳細はこちら→受験…

良い匂いと良い音の関係

私の嗅覚は常人よりも鋭い。 と思う。 一度も数値化して測ってもらったことはないが、昔から匂いに非常に敏感なのはそうだと思う。ワインなどを飲んだ時も、言語化して「これはこの(別のものの)匂いに近い」ということを言い当てるのが比較的に得意だ。 そ…

赤くて綺麗な

とてつもなく久しぶりの投稿になってしまった。 前回の投稿から、パリへ引っ越して、エージェント探しやら、写真撮影やら、オーディションを受けたりしていた。1か月前から恋人がフランスに来てくれているので、ようやく心穏やかに過ごしている。 お芝居の面…

カメラが映し出す自分は、本当の私?

先週の水曜日に自分のプロジェクトとして、友人の協力をかりて映像撮影を行った。 3分ほどの短いシーンを2つ。シナリオは私が中心となって執筆した。 先日の映画撮影以来、私はカメラ前の演技に大いに興味を持っていかれてしまった。(詳細はコチラ⇒受験報告…

「愛のおわり」から始まる、6月。

5年ほど前に、日本で「愛のおわり」という作品を観た。 パスカル・ランベールというフランス人作家の作品を、日本人の俳優で上演したものだった。 それで、5月31日には、オリジナルの、つまりフランス人俳優が演じているバージョンをレンヌという街で観てき…

私が一番知っている、と、私が一番分かっていない、のあいだ。

女優を続けるべきだと思う? という質問に対して、 「きみが一番知っているはずだ。」 と返された。 今まで手を変え品を変え、様々な言い方をされてきたのだけれども、これが一番響いた。誰に言われたか、もそうだし、いつ言われたか、も重要だ。 そう、私が…

受験報告と仕事報告。

フランスに戻って一か月と少し。 色々なことがあった。 一つ目は、合格を目標にしていたスイスの国立演劇学校La Manufactureに落ちたこと。 二つ目は、フランスの映画監督ヤン・クーネン(Jan Kounen)の短編映画に出演したこと。 どの順番で話せばよいのか。…

俳優というハープの演奏方法

先週の木曜、金曜とボルドーに行って稽古をしてきた。 そもそも私が今受けようとしている演劇学校を志望した理由は、その学校の元ディレクターに勧められたから。コンセルヴァトワールの卒業試験の際(詳細は→ジュリエットを終えた先に。 - 近藤瑞季の足踏み…